VODとレンタルDVDの違い

VODとは

動画配信サービスとレンタルショップの大きな違い

数年前まで映画を家で見るとなったら、TSUTAYAやGEOなどのレンタルショップでDVDを借りてくるのが当たり前でした。

ですが時代は変わりました。今は家で映画を見るなら動画配信サービスで視聴する人が大半。

CDやDVDなどのディスクは今や時代遅れ。今後はどんどん消えていくことが予想されます。パソコンからはCD/DVDドライブは消え、一家に一台CDプレイヤーやDVDプレイヤーがあるという時代は過ぎていきます。

それに変わるのがネットを通じたデータ配信。音楽はSpotifyやAppleMusicなどのサブスクが主流となり、映画などの映像コンテンツはVODサービスが引き継いでいきます。

まだレンタルショップを利用している人ももちろんいます。いいところもありますから。

ですが圧倒的にVODサービスが便利なこともあるのは事実です。ここではレンタルショップを利用するのとVODサービスを利用することの違いについて紹介します。

「まだVODがよく分からないから、まだレンタルショップを利用している」という人も、これから紹介する「レンタルとVODの違い」をチェックしてみてください。きっとVODサービスに興味が出てくるはずです。

VODは借りる・返すの手間がない

人が移動する必要がないのがVODサービスのいいところ。

レンタルショップを利用する場合、店舗へ足を運ぶ必要があり、お店を歩き、見たいDVDを探し、見つけて手に取りレジに並びお金を支払う。見終わったらまた店舗に足を運び返却。

この一連の流れがVODサービスであれば家にいながら、というよりもいつでもどこでもできてしまいます。

VODサービスのサイトへ移動、もしくはアプリを開き、見たい動画を探す。決まってるなら検索すればすく見つかり、支払いはカードで簡単に、返却の手間はなし。スマホでも利用できるので、ネットにさえつながればいつでもどこでも可能です。

手間がかからないので、きっと動画を見る機会が増えます。お手軽だからこそ、今までよりもいっそう映画やドラマ・アニメなどの動画コンテンツを楽しむ機会が増えるでしょう。

VODはDVDプレイヤーが必要ない

VODサービスを利用すればDVDプレイヤーを買う必要がなくなります。パソコンもCD/DVDドライブが付いている必要がありません。

新たに何かを買う必要がなく、すでに持っているテレビやパソコンで、もしくはスマホやタブレットなど、ネットに繋げることができればそれで視聴できるのです。

DVDプレイヤーは基本的にはDVDやBlu-rayなどを見るためだけのものですし、録画は最近はHDに保存しているという人も多いはず。

DVDを見るためだけにプレイヤーを買うよりも、テレビやパソコンやスマホなどで映画などの映像コンテンツを見たほうが効率的と言えるでしょう。

VODは周りの目を気にしないで見れる

レンタルショップでは借りづらくて借りれなかったという経験がある人もいるでしょう。レジに持っていくのが恥ずかしい。選んでるだけで居心地が悪い。ありませんか?

でもVODであれば気にすることはありません。

どれを見ようかと長時間迷っていてもいいですし、どんな作品を選んでもいい。まとめて何十本も連続して視聴してもいい誰の目も気にすることありません

ただし家族でVODを利用するなら少し注意が必要です。サービスによっては履歴が見れるので。

VODは価格が安い

定額で見放題のVODサービスの場合、お金を気にすることなく動画を好きなだけ見ることができます。

なので本数によりますがレンタルショップよりもVODの方が安く楽しめます。たとえレンタルショップが100円セールをしていてもです。

ただし定額制見放題のVODの場合、扱うコンテンツが旧作が中心なのが残念なところ。

新作や人気作は定額制見放題では扱っていないので、その都度課金が必要となり、その場合はレンタルショップと比べてそこまで安くはなりません

とはいえ、旧作・新作問わずたくさん見る場合はVODのの方が安く上がる可能性が高いでしょう。

VODは良好な通信環境が必要

VODサービスのいいところばかり紹介しましたが、これらは通信環境が整っていることが前提となります。

ネット回線が貧弱だと、通信に時間がかかり映像もプツプツ途切れたりと安定しません。また、動画は通信量も大きいので定額で容量無制限もしくは容量が大きい回線でないと通信料金が高額になったり、すぐに通信制限がかかってしまったりします。

通信環境が整ってこそのVODサービスなのです。

すでに通信環境が整っているのであればいいですが、VODサービスのために新たにスマホのプランを変更する、もしくは光回線を導入するとなると余計に費用がかかってしまいます。

上ではVODのサービスは価格が安いと紹介しましたが、こういった通信環境を整えるためのお金が多くかかると、総合的に見てVODは高く付いたということもあり得ることです。

レンタルショップにはお店歩く楽しみもある

レンタルショップに行く必要がないのはメリットではありますが、やはりお店を歩いて商品を探す良さも否定はできません。

便利か不便かで言えば不便かもしれません。ですが、レンタルショップの店員さんがオススメするDVDをポップ付きで紹介していたり、季節に応じた特別な棚を用意したりというのは温かみもありとてもいいものです。

最近ではレンタルショップもDVDだけでなくCDやコミックスのレンタルがあったり、本やゲームを販売していたりと商売を広げています。いずれもネットサービスでどうにでもできるかもしれませんが、それらが一つに集まった実店舗ならではの面白さがあるかもしれません。

社会はデジタル化が進み効率化されますが、昔ながらの人と人とのコミュニケーションだったり非効率な行動も否定はできないのではないでしょうか。

VODサービスとレンタルショップの違いまとめ

  • VODは借りる・返すの手間がない
  • VODはDVDプレイヤーを買う必要がない
  • VODは借りづらいものでも周りの目を気にしないで見れる
  • VODは価格が安い
  • VODは良好な通信環境が必要
  • レンタルショップにはお店を歩く楽しみもある

これからはDVDやBlu-rayは段々と使われなくなるようになるでしょう。

必要だとすれば所有欲。コレクションしておきたいという場合です。

今までのレンタルDVDやBlu-rayはネット配信のVODサービスへと移行するでしょう。

音楽CDがSpotifyなどのサブスクへ、マンガなど書籍が電子書籍へと移り変わるのと同様です。

とはいえ、場合によってはまだレンタルショップを利用したくなることもあるかもしれません。とりあえずは状況に応じて使い分けるて利用し、徐々にVODへと移行していくのがおすすめです。

本ページの情報は2022年9月時点のものです。最新のサービス内容は各サービスの公式サイトにてご確認ください。

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